2023年5月23日
東京工科大学、新入生の「コミュニケーションツール」利用実態調査を発表
東京工科大学は19日、2023年度の新入生を対象に実施した、SNSなどコミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査の結果を発表した。
それによると、SNS利用率では「Instagram」(前年比3.0ポイント増78.3%)が調査開始以来8年連続の増加。女子では昨年に続き9割超(90.8%)、男子でも約7割(69.3%)となった。また「LINE」(99.2%)は調査開始以来10年連続でトップ、「Twitter」(83.6%)は横ばいとなっている。
「Discord」(5.1ポイント増46.0%)は、男子の約6割(59.5%)が利用するなど2年連続で5ポイント以上の増加。また「TikTok」(7.5ポイント増44.3%)は女子(8.1ポイント増56.6%)を中心に最も高い増加率で、4年前の約4倍となった。
連絡手段では主流の「LINE」(98.4%)に続き「InstagramのDM」(2.9ポイント増48.9%)が全体の約半数、女子は男子の約1.8倍となる66.1%が利用している。また3位の「Discord」(22.9%)は男子(30.6%)が女子の約2.6倍となった。一方「TwitterのDM」(20.8%)は7.7ポイント減り4位となった。
動画配信サービスでは、過去最高となった「YouTube」(99.4%)に次いで「Amazonプライム・ビデオ」(5.6ポイント増45.3%)が4年連続の増加。3位の「AbemaTV」(5.9ポイント増32.6%)は男子を中心に伸び3年ぶりの増加。また「Netflix」(27.2%)や「TVer」(24.9%)も4年連続で増加しており、「TVer」は女子(9.1ポイント増41.6%)で同率2位となった。
普及が進む「電子マネー」の利用率では、「Suica/PASMOなどの交通系」(83.3%)に次いで「PayPay」が前年比1.8倍の55.4%と大きく増加。「クレジットのタッチ決済」(8.2%)や「メルペイ」(6.7%)など他サービスに差をつけている。
入学前にSNSなどで連絡をとりあったことがある新入生は全体の35.4%(7.1ポイント減)で、半数を超えた2020年から3年連続の減少。2018年の調査開始以来最も低なった。
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