2023年5月24日
祖⽗⺟の7割が「孫の教育・習い事の費⽤を負担してあげたい」と回答 =ShoPro調べ=
小学館集英社プロダクション(ShoPro)は23日、未就学~小学生の孫をもつ全国の祖父母221人を対象に実施した、「孫の教育に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「孫家族と会う頻度」を聞いたところ、「月に1回」23.1%が最も多く、次いで「半年に1回」22.2%で、67.5%が「月に1回以上会っている」ことが分かった。

「孫の親と、孫の教育や習い事についてもっと話をしてみたいと思うことがあるか」と尋ねたところ、半数以上(56.5%)が「とてもある」「まあある」と回答。

「孫の親に気を遣ってしまうこと・遠慮してしまうこと」を聞いたところ、ジェネレーションギャップによる遠慮や言いづらさなどが挙げられたものの、最も多かったのは「孫の親の教育方針を尊重してあげたい」という回答だった。

また、「孫の教育や習い事について、費用負担の相談をされた場合どうするか」を聞いたところ、7割超(71.1%)の祖父母が「可能な範囲で孫の教育費用を援助してあげたい」と回答。だがその一方で、「金銭的な余裕が無い」という祖父母も一定数いた。

「どの段階まで援助してあげたいか」との質問には、「未就学~小学生まで」の合計が21.4%、「中学校卒業まで」が15.2%、「高校卒業まで」が11.4%と意見が分かれたが、最も多かったのは「大学卒業まで」21.9%だった。
「社会人になってからも援助したい」も13.8%おり、祖父母にとって孫がいかに大事な存在であるかが感じられる。


孫の最終学歴に対しての希望の有無については、「ない」がやや多い結果となったが、「ある」と答えた祖父母にどの段階までを希望するかを聞いたところ、「大学卒業まで」75.5%がダントツで1位だった。

また、将来社会に出たときに役立つものとして、「孫に身に付けてほしい力」を尋ねたところ、最も多かったのは「コミュニケーション力」71.5%で、群を抜いての1位。以下、
2位「表現力」、3位「言語力」、4位「読解力」、5位「論理力」、6位「直感力」と続いた。
この調査は、未就学~小学生の孫をもつ全国の祖父母を対象に、3月29・30日に、インターネットで実施した。有効回答数は221人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













