2023年6月27日
「偏差値60以上の中学校に通う生徒」は幼児期の睡眠時間が短い傾向=ひまわり教育研究センター調べ=
イノベーションシステムが運営する「ひまわり教育研究センター」は26日、偏差値60以上の中学校に通う子どもをもつ母親100人と、それ以外の中学校に通う子どもをもつ母親100人を対象に実施した、「幼児期の生活や教育についてのアンケート比較調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「偏差値60以上の中学校」に通う生徒が幼少期の頃、母親が子育ての中で大切にしていたことを尋ねたところ、最も多かったのは「食事」63%で、次に多かったのが「睡眠」55%だった。

一方、「偏差値60以上でない中学校」に通う生徒が幼少期の頃、母親が子育ての中で大切にしていたことを尋ねたところ、やはり、最も多かったのは「食事」65%で、次に多かったのが「睡眠」59%だった。

「偏差値60以上の中学校」に通う生徒が幼少期の頃、夜は何時頃に就寝していたかを尋ねたところ、最も多かったのは「21時」25%で、次が「20時半」20%。全体の75%が21時までに就寝していることが分かった。

一方、「偏差値60以上でない中学校」に通う生徒が幼少期の頃、夜は何時頃に就寝していたかを聞いたところ、最も多かったのは「21時」33%で、次が「20時」18%。全体の71%が21時までに就寝していた。

また、「偏差値60以上の中学校」に通う生徒が幼少期の頃、睡眠時間はどれくらいだったかを尋ねたところ、最も多かったのは「9時間程度」26%で、次が「10時間程度」21%。9時間に満たない生徒も31%いた。

一方、「偏差値60以上でない中学校」に通う生徒が幼少期の頃、睡眠時間はどれくらいだったかを聞いたところ、最も多かったのは「10時間程度」40%で、次が「9時間程度」20%。9時間に満たない生徒は20%だった。
「10時間以上の睡眠時間」をとっていたのは、偏差値60以上の中学校に通う生徒のうち27%、そうでない生徒は49%だった。
また、両調査対象の回答で10%以上の違いがあったのは、「早起き」(偏差値60以上は15%、それ以外は5%)、「習い事」(同16%、5%)、「友達との遊び」(同9%、25%)だった。
なお、調査対象のうち、「偏差値60以上の中学校」に通う子どもをもつ母親100人の居住地で最も多かったのは関東地方の53人で、以下、中部地方18人、関西地方15人と続いた。世帯年収で最も多かったのは「年収900万円以上」26人で、次いで「年収500万円〜700万円未満」と、「年収700万円〜900万円未満」の各24人だった。
一方、「偏差値60以上の中学校以外」に通う子どもをもつ母親100人の居住地で最も多かったのは関東地方30人で、以下、中部地方220人、関西地方18人と続いた。世帯年収で最も多かったのは「年収300万円〜500万円未満」と、「年収500万円〜700万円未満」の各24人で、次に多かったのは「年収700万円〜900万円未満」21人。
この調査は、「偏差値60以上の中学校に通う子どもをもつ母親」100人と、「偏差値60以上でない中学校に通う子どもをもつ母親」100人を対象に、4月14日〜20日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











