2023年7月3日
社会人の英語学習、ネイティブスピーカーとの対話は学習時間の1%以下 =レアジョブ調べ=
レアジョブは6月30日、20代~50代の社会人英語学習経験者400人を対象に実施した、「英語学習に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、英語学習しているビジネスパーソンの中で「インプット主体型」で英語を学習している人は約8割だった。
また、生涯英語学習時間3170時間のうち、実際にネイティブスピーカーと話して英語を学習した時間は1%以下(0.95%)と、顕著なアウトプット不足が判明した。
旧帝国大学卒業者のうち、「自信を持ってビジネス英語を話せる」と回答したのは約10人に1人(11%)で、会話主体の英語学習経験が50時間未満の場合「ビジネス英語習得率」は23.5%だったのに対し、50時間以上になると48.5%になり、2倍以上の差が生じることが明らかになった。
また、リスキリングスキルの選択肢のうち、賃金向上経験者の平均向上額が最も高かったのは「英語学習」だった。その他(プログラミング・AI機械学習関連・デジタルマーケティング)のスキルと比較すると、英語学習を行った場合は年間で40万円以上も高かった。
年収1000万円以上のビジネスパーソンのうち、約8割(78.9%)が「会話主体型の英語学習」を支持するなど、賃金との相関も明らかになった。
この調査は、全国の20代~50代の社会人英語学習経験者(TOEIC L&Rスコア700点以上の男女)を対象に、4月14日~24日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は400人。
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