2023年10月2日
Inspire High、さいたま市の不登校支援センターでEdTechプログラムを実施
Inspire Highは9月29日、さいたま市と連携して、同市の「不登校等児童生徒支援センター」(Growth)で、世界中の創造力と10代をつなぐ同社のEdTechプログラム「Inspire High」のプログラムを活用した授業を実施すると発表した。
具体的には、長期欠席している同市の児童生徒がオンラインで「Inspire High」の授業を受けることができ、自宅にいながら多様な大人の生き方や価値観に触れることができるようになる。また、全国の同年代の考えを知り、意見交換をすることで、他者とのつながりや自己理解も深めていく。
児童生徒は、メタバース空間を活用したバーチャル教室で、「Inspire High」の授業に参加でき、9月12日に実施した初回授業では、約40人の児童生徒が「Inspire High」を体験。
「勉強する意味ってなんだろう?」とのテーマのもと、詩人や社会起業家、クリエイティブディレクターなど様々な大人の考えを聞いた上で、自分自身が「将来勉強してみたいこと」について考え、投稿した。
また、全国の同年代の投稿に対して、感想コメントを送る「フィードバック」と、印象に残った言葉を深掘り、今後やってみたいことを考える「リフレクション」にも挑戦した。
同センターでは今後、メタバースを活用したバーチャル教室で、月2回程度「Inspire High」の授業を実施する予定で、より多くの大人の考えや価値観に触れることで、児童生徒の視野が広がるきっかけを作っていく。授業回数を重ねることで、自身の投稿が蓄積され、考えの変化や大切にしている価値観に気づく機会を届けていく。
同センターは、子どもたちに、学校でも家庭でもない「第3の居場所 サードプレイス」を提供していきたいという願いや思いを込め、2022年4月にスタート。不登校や病気などで長期欠席をしている児童生徒が、オンライン学習などのICTを活用した学習支援活動を通して、学ぶ喜びや人とのつながりを実感し、社会的に自立していくことを目指している。
「Inspire High」は、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で実践できるプログラムで、主に中学・高校で「総合的な探究の時間」「特別活動」「道徳」「公共」などの授業での活用や、各校独自のキャリア教育やSDGs教育などに幅広く利用されている。
世界中で活躍する大人たちの多様な生き方や価値観・社会課題に触れ、「答えのない問い」に挑戦することで、自己理解/表現力を養うと同時に、全国の10代と意見を共有することで、他者を知る心も育む。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)