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2023年11月15日
すららネット、知的・発達障がい者等を専門で収容する少年院転用型刑事施設に「すらら」導入
すららネットは14日、同社が提供するAI×アダプティブラーニング教材「すらら」が知的障害・発達障害などのある若年受刑者を対象として設置された刑務所、市原青年矯正センター(千葉県市原市)に導入されると発表した。
受刑者、被告人、被疑者などを収容する刑事施設において、クラウド型のICT教材が導入されるのは全国でも珍しい取り組みで、受刑者に対する「矯正処遇」の中の「教科指導」のツールとして活用され、社会復帰に向けた支援の一助を担う。
受刑者の多くは通常の講義形式の授業に馴染まず、その特性によって学力の幅も大きいことを踏まえ、個々の学力と学習進度に合わせて小学校から高校までの学習内容を学べる「すらら」がマッチするとのことからこのたびの導入にいたった。中でも「すらら」のレクチャー機能においては、キャラクターが動きや音声で解説し視覚・聴覚情報が豊富である点も、センターの受刑者の特性に適していると評価された。
センターでは、これまで学校などの通常の学習についていけず、社会から取り残された面もある受刑者たちが、自己のペースで学び直し、学力を高めていくことで、出所後の選択肢が増え、円滑に社会復帰していくようになることを目指している。
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