2024年1月5日
ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」、立川市歴史民俗資料館に導入
スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発)のサービスが、1月4日に立川市歴史民俗資料館に導入された。

立川市歴史民俗資料館では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年度よから来館者が減少。情報発信サービスの強化として、家庭でも楽しむことができるデジタルミュージアムの作成を検討していた。そんな折に、あまり費用をかけなくても効果的に情報発信サービスを強化できるツールとして、「ポケット学芸員」がぴったりフィット。
また、アプリを使って個々の展示物に詳細な解説をつけることで、限られたスペースでも多くの情報を提供することが可能となった。以上から、スマートフォンのアプリを利用したサービスを導入することになったもの。
同館では、クラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を利用しており、その付属機能であるポケット学芸員は、新たな費用を発生させずにサービスを提供することができる点が高く評価された。また、全国でも多くの導入事例があり、アプリの普及率も高いことによる信頼性の高さも決め手のひとつとなったという。加えて、館内は電波状況が良くないので、オフラインでも使えることはメリットに感じたとのこと。アプリがシンプルでわかりやすく、利用者にも扱いやすいと思われたことや、複数のミュージアムと共有しているため、同館のPRにもつながるという点も評価された。
立川市歴史民俗資料館は立川の歴史・郷土文化の保存継承、地域社会への理解を深めることを目的に設置された社会教育施設。「蔵」をイメージした建物は、1985年に開館して以来、地域の文化財を保護する拠点としての役割を担っている。庭園には土蔵や井戸を保存し、崖から湧き出た水を集めた池、雑木や草花が楽しめる散策路を整備している。
館内の常設展示室中央には国宝・六面石幢のレプリカを設置し、これをとり囲むように、立川の歴史・民俗・自然に関する資料を展示している。また、季節ごとに企画展の開催や、年中行事、体験学習なども行っている。
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