2024年1月18日
生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」、近畿大学が試験導入
グラファーは17日、近畿大学が、同社の生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を、1月22日~3月31日までの期間、試験導入すると発表した。
同大ではこれまで、電子決裁や電子契約、オンライン証明書発行、メッセージプラットフォーム「Slack」など、DX推進のためのシステムやツールを積極的に導入して、業務効率化や学生サービスの満足度向上に取り組んできた。
今回、試験導入する「Graffer AI Studio」は、生成AIの活用を推進するプロダクトで、学内のデータを取り込み、ChatGPTのような対話形式でAIに質問回答や文章生成をさせる「チャットサービス」、学内で保有しているWordやPDFなどのデータを取り込み、それらのデータを元にした高精度のAI情報検索ができる「ナレッジベース」の機能を搭載。
さらには、処理したいデータを取り込み、プロンプト(AIに処理してほしい入力指示)を一度書くだけで大量の処理を数秒で完了できる「一括処理アプリケーション」の機能もあり、これらの機能を使って、経営企画や広報、教務など様々な業務で効率化を図る。
また、同社では、業務で生成AIを活用するための課題分析やゴール設定に伴走して、中長期的に職員一人ひとりが生成AIを活用していくための研修や人材育成コンテンツの提供までを包括的に支援する。
今回の試験導入をきっかけに、業務削減の効果と職員のAI・ITスキル向上への影響を検証して、同大でのAIの利用拡大を目指す。
「Graffer AI Studio」は、ニチイ学館、TOPPANグループ、かんぽ生命、東邦ガス、チェンジグループなどの大手企業や洲本市などの自治体に導入されている。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)