2024年1月24日
「ARミライナビ基山」、地元高校生の探究学習の授業レポートを公開
高校生がARを通して佐賀県基山町の未来を創る、まちおこしプロジェクト「ARミライナビ基山」は23日、昨年12月13日~今年1月17日にかけて実施した、オリエンテーションと第1・2回授業のレポートを公開した。
ARミライナビ基山は、地元の東明館学園(東明館中学・⾼校)と、palan、JICU(ジク)の2社で構成。同高校の探究ハウス1年生が授業の一環として、1~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材し、その特徴や魅力を活かしたARコンテンツを作品として制作し、3月中旬に基山町と合同で発表会を開催するというプロジェクト。
2024年の授業開始に先立ち、昨年12月13日に実施したオリエンテーションでは、JICUの代表取締役・水田侑宏氏が同プロジェクトの趣旨を説明後、palan代表取締役・齋藤瑛史氏がARの可能性などをレクチャー。その後、ARの体験やチーム分けなどを行った。
1月10日に実施した第1回授業では、JICUの担当者が、商店の課題解決のために、必要な考え方として現状と理想をヒアリングし、その差分から問題点や課題を見つける思考方法をレクチャー。その後、同高校の生徒たちで実際に商店にヒアリングするためのヒアリングシートの作成をパソコン上で行った。
また、1月17日の第2回の授業では、初回の授業で作成した質問事項を元に実際に店舗に訪れて、店主へのインタビューを行い、その結果を元に課題を生徒たちで話し合った。
第3回目以降の授業では、生徒たちがJICUの講師からフィードバックを得ながら店舗の課題と解決方法を探求し、そこで考えたアイデアをもとに作品の制作に取り掛かる。作品制作には、palanの担当者も参加し、生徒たちが先端技術を体験しながら、よりよい作品になるようにブラッシュアップを行う。
3月中旬には、基山町の町長も参加予定の発表会を予定しており、生徒たちの作品は各店舗に設置され、基山町の賑わいづくりに繋げていく。また、同プロジェクトへの支援を集めるため、2月にはクラウドファンディングも行う予定。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)