2024年1月26日
バレンタインに告白したことがある小中学生は全体の10% =ニフテイ調べ=
ニフティは25日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生1871人を対象に実施した、「バレンタインに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「今年のバレンタインデーに、誰かにチョコやお菓子をあげる予定はあるか?」を聞いたところ、小中学生の82%が「あげる」と回答した。
「あげない」と決まっているのは9%で、残りの9%は「わからない」としており、最終的に誰かにチョコやお菓子をあげる小中学生もさらに増えるかもしれない。少なくとも全体の8割、多ければ9割の小中学生がバレンタインにチョコ、もしくはお菓子をあげることが分かった。
では、「誰にあげるつもりか」を尋ねたところ、小中学生で最も多かったのは「同性の友だち」77%で、いわゆる「友チョコ」との回答だった。「好きな人」は44%に留まったことから、バレンタインは「愛を告白する日」というよりも「仲の良い友人にチョコやお菓子を贈り合う日」の側面の方が強くなっているようだ。
友だちや好きな人、おうちの人にあげるチョコやお菓子を「手作りする予定かどうか」の質問では、47%が「全部手作り」、27%が「あげる人によってわける」と回答。バレンタインデーの時期になると多くの手作りキットなどが店頭に並ぶため、普段お菓子作りをしていない子どもでも手作りすることへのハードルが低くなることが理由の1つだ。
「昨年のバレンタインでも手作りチョコやお菓子をあげたか?」を聞いたところ、71%の小中学生が、手作りのチョコやお菓子を「あげた」と回答した。
一方、昨年は手作りチョコやお菓子をあげなかったが「今年は手作りしようと思う理由」を聞いたところ、1位は「好きな人ができたから」45%、2位は「コロナが落ち着いてきたから」35%だった。
「好きな人にどんな風に渡す予定か」を尋ねたところ、小学生と中学生で異なる結果となり、小学生では「公園などに呼び出して渡す」27%が、「家に行って直接渡す」26%と僅差で1位だった。中学生になると、「学校で直接渡す」32%が最も多かった。その他、「下校中に渡す」「家のポストに入れる」などの回答もあった。
「チョコやお菓子以外に、バレンタインデーに何かをあげる予定はあるか?」を聞いたところ、60%の小中学生が「手紙」と回答した。相手に好意や感謝の気持ちを伝えるため、チョコやお菓子とセットにして渡す子ども多いのかもしれない。その他の回答では「チョコやお菓子のほかには何も渡さない」が多かった。
また、「バレンタインデーに、好きな人に告白したことはあるか?」を聞いたところ、90%の小中学生が告白したことは「ない」と回答。「告白したことがある」のは10%だった。そもそも好きな人にチョコをあげられなかった子どもや、あげたけれど自分の気持ちを伝えなかった小中学生もいると考えられる。
「推しにバレンタインデーに何か1つを渡せるとしたら、何を渡すか?」を尋ねたところ、小学生では「手作りのチョコやお菓子」41%、中学生では「手紙」42%が最も多かった。その他には「手作りグッズ」や推しを元に描く「ファンアート」、「推しの好きなもの」などの意見が寄せられた。
また、「バレンタインのお返しにもらいたいもの」を聞いたところ、「お菓子!手作りがいい」「告白の返事!(OKがいいけど)」「その子の選んだ物だったらありがたく(どんな物も)受け取る」「ありがとう!っていう感謝の言葉」などの声が寄せられた。
この調査は、小中学生を中心とする、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」への訪問者を対象に、2023年11月21日~12月25日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1871人。
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