2024年2月15日
イシン、成功事例と協業事例を紹介「日本の大学発スタートアップ」レポートリリース
イシンは13日、大学発のスタートアップに焦点をあてた「日本の大学発スタートアップ トレンドレポート」をリリースした。
経済産業省が2023年5月に発表した資料によると、2022年10月末の調査で確認された「大学発スタートアップ」の数は合計3782社にのぼった。前年度から477社増え、ここ数年の増加傾向が堅調に続いている。
国家戦略としてのスタートアップ支援、VCとの連携に基づく財政と経営支援、大学を挙げての創業促進、法人企業との協業に基づくオープンイノベーション、手本となる成功事例の蓄積など、ここ20年ほどのスタートアップをめぐる多角的な取り組みが噛み合い、プラスの循環が生まれてきていることがうかがえる。
かつて、諸外国に比べて日本の若者は大企業志向が強く、保守的で、冒険を好まないと言われていたが、ここへきて「意識」の面でも潮目が変わってきたと感じるという。
政府が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5カ年計画」では、全国各地の研究大学に対し「1大学につき50社の起業、イグジット1社」という目標が掲げられている。これらの数値目標と相まって、学生・卒業生、大学教員による起業あるいは大学が所有する知的財産のライセンス供与を通して、学術研究や先端技術が産業界へ移転されていく流れが定着し、大学を起点としたイノベーションの波が高まっていくのか、今後の進展を注視していきたいという。
同レポートでは、日本の大学発スタートアップとその成功事例や協業事例を取り上げている。また、海外の大学発スタートアップをテーマにした「大学発スタートアップ トレンドレポート」も発行している。
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