2024年2月27日
石川・七尾高校、バーチャルオフィス「ovice」活用して「能登の復旧と復興」の探究学習を実施
oViceは26日、石川県立七尾高校が文理の枠を超えた探究活動「融合プロジェクト」の一環として、同社のバーチャルオフィス「ovice」(オヴィス)を活用して、「能登の復旧と復興」がテーマの探究学習を2月28日に実施すると発表した。
同校は、文科省から、国際的な理系人材を育てる「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)の指定を受けている能登地域の拠点校で、例年、「能登を良くするにはどうすればよいか」をテーマに活動を行ってきた。
今回は、「能登半島地震」で能登地域が甚大な被害を受けたことから、テーマを「能登の復旧と復興」に変更して、6~7月まで活動を行う予定。同校2年生200人が30のグループに分かれて活動を行うが、地震の影響で約1割の生徒が通学できないことから、バーチャルオフィス「ovice」を活用して、物理的な距離を超えたグループワークを開催することになった。
また、金沢市に拠点を置く「シェヘラザード」が運営するプラットフォーム「コーチを探せる」に登録している「プロフェッショナルコーチ」38人も、「ovice」を通じて様々な地域から参加して、同校生徒の探究学習を支援する。
同校では、2月28日の活動でテーマを決め、生徒それぞれが各自(理数科、文系、理系)の立場で復旧・復興策を考え、持ち寄り、議論することで新しいアイデアが生まれることを期待しており、来年度(2024年4月〜)も活動を続け、1学期中に各グループの案をまとめて発表会を開催する予定。
「ovice」は、2次元のバーチャルオフィスで、2020年8月のサービス開始以降、テレワークを行っている企業のオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど様々な場面で活用されており、2023年4月末時点で約4000社が導入。
探究活動の概要
実施日:2月28日(水)6~7限(14:15~16:05)
テーマ:「能登が復旧・復興するには、どうすればよいか」
実施場所:バーチャルオフィス「ovice」(生徒は校舎内もしくは自宅からアクセス)
参加者:七尾高校2年生(200人)+プロコーチ(30人)
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