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2024年4月2日
福井発こどもパソコン「IchigoJam」、10周年を記念してオープンソース化
B Inc.は1日、「IchigoJam」と「IchigoJam BASIC」が誕生10周年を迎えたと発表した。
10年間で、「IchigoJam」累計販売台数8万4538台、PCN(「すべてのこどもたちにプログラミングの機会を提供する」を理念におくサークル活動)全国96組織、PCN「こどもプロコン2024」への応募作品数297作品になるなど、すべてのこどもたちが気軽にテキストプログラミングに触れられる環境が全国に広がった。また、2017年に福井から始まったPCN等団体が各地で開催する「ご当地こどもロボコン」が、全国10カ所で開催されるまでになった。
jig.jpは2014年、すべての子どもたちが気軽にテキストプログラミングに触れられる環境を築くべく、安価で小さな子ども向けコンピューターIchigoJamを発表。同機には、教育目的で開発された最も基本的な言語BASICを、さらに初めてキーボードを使用する小学生でも学びやすいように改良したIchigoJam BASICを搭載した。
それから10周年の節目を契機に、IchigoJam BASIC をいろいろなコンピューターに搭載できるようにオープンソース化する。第1弾として「Sony SPRESENSE」向けのIchigoJam BASIC をGitHubにて公開した。合わせて、ナチュラルスタイルから発売された「Raspberry Pi Pico」向けのIchigoJam Pのオープンソース化も予定している。
また、 IchigoJamを使った小学生向けロボットコンテストとして、2017年に福井県から「越前がにロボコン」として始まった「ご当地こどもロボコン」の各10カ所の優勝者が競い合う「第1回ご当地こどもロボコン全国大会」を来年1月に開催する。
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