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2024年4月22日
Gugenka、電子回路シミュレーションMR(拡張現実)教材を開発
Gugenkaは19日、学生が電子回路の製作をMeta Questを使ったMR(拡張現実)上で学ぶことができるシミュレーション教材を開発したと発表した。
同教材は、同社のMRプラットフォーム「HoloModels」(ホロモデル)のガジェット機能を活用したもので、企業や学校、自治体向けに短期間、低コストでオリジナルのMRコンテンツを提供することができる。
電子回路に関する問題が3択で出題され、正解するごとに電子回路の製作に必要なパーツが出現。出現したパーツは、ブレッドボードに挿入することができ、電子回路が完成するとランプがつく仕組みで、実際に回路を製作したかのような達成感を体験できる。
不正解の場合は回路が爆発し、問題は途中で中断。実際の電子回路を使用した授業は危険が伴うため、MR教材を使用することで感電や火傷などのケガの心配もなく、安心して電子回路を学ぶことができる。
同教材は、長岡技術科学大学と国立高専機構が、経営改革促進事業「メタバースの活用と技科大リソースマネジメントによる研究教育システムの価値向上と財政基盤の拡大」の取り組みの一環として、バーチャルリアリティーによる「安全教育」と「学習コンテンツ」のVR教材の活用を目指したもの。
今回同社と、長岡高専、長岡技大のバーチャルリアリティーと現実空間とを融合したMR技術で、今までにない電子回路作成の新しい学習コンテンツを開発。長岡高専の学生実験などで活用され、MR技術を使った新しい学び方として教育効果が期待されている。
同社の「HoloModels」は、Apple Vision Proへの対応も予定しているコンピューティングや、MRに「パーソナライズ空間」アプリでリモートデスクトップや3DCGビューワーなどガジェットと呼ばれる様々な機能を複合的に表示できるサービス。
2017年にサービスをスタートし、100タイトル以上をラインナップ。キャラクター同士を組み合わせ、等身大にしたり、好きなポーズにしたりとコレクションを楽しめる。スマホ1つで持ち運びができ、自宅で作成したポーズを出かけ先で表示し、好きなキャラクターと出かけられる。
現在リリースされているベータ版では、スマホAR、Meta Quest 3/Proなどクロスデバイスに対応した3DCGデジタルフィギュア「HoloModels」の機能が使用できる。
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