2024年5月17日
最も苦手な体育の種目、小学生は「水泳」、中学生は「長距離走」=ニフティ調べ=
ニフティは16日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生1480人を対象に実施した、「スポーツに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「スポーツは好きか?」と尋ねたところ、「好き」と回答した小学生は45%、中学生は43%で、年代による差はあまりなかった。「するだけなら好き」と「見るだけなら好き」を合わせると、どちらの年代でも6割以上(65%)の生徒がスポーツを好きと感じているようだ。
体育の授業については、44%が「好き」、29%が「嫌い」と回答したが、中学生になると小学生に比べて「嫌い」の割合が上回った。
「体育の中で最も苦手な授業(種目)」を聞いたところ、小学生では「水泳」19%、中学生では「長距離走」22%が1位で、「水泳」や「長距離走」、「鉄棒」はどちらの年代でも上位になっていることから、苦手意識を持つ生徒が多いのが分かる。
一方、「自分がするのが好きなスポーツ」を聞いたところ、小学生では「ダンス」32%、中学生では「バドミントン」36%に多く票が集まった。小中学生でランキングは変動しているが、上位5つのスポーツの種類に大きな差はなかった。
また、「見るのが好きなスポーツ」を聞いたところ、1位は「野球」26%で、以下、「サッカー」25%、「バスケットボール」20%と続いた。上位のスポーツはTVなどで視聴しやすく、人気が集まったと考えられる。その他では、「ロードバイク」や「プロレス」、「相撲」といった回答もみられた。
「応援している日本のスポーツ選手」を聞いた質問では、どの年代でも圧倒的に支持されているのが野球の大谷翔平選手(593票)で、2位の体操・平岩優奈選手(287票)に大きく差をつけた。
「運動会や体育祭は好きか?」との質問では、約半数(53%)の小中学生が「好き」と答える一方で、25%が「嫌い」と回答。嫌いな理由については、「あまりうまくできないし、長距離走で体力をたくさん使うから」や「いつも徒競走で負けてしまうのが、恥ずかしいから」などといった声が寄せられた。
「運動が苦手」を理由にあげる生徒が多い一方で、「クラスで一致団結する空気が苦手」「単純に疲れるから嫌」など、運動会や体育祭そのものが嫌だと感じている生徒もいた。
「運動会や体育祭で好きな種目」を尋ねたところ、小中学生に人気の種目は1位が「リレー」39%で、僅差で2位に「ダンス」38%がランクインした。
その他、「私の学校ではダンスとかけっこしかしない」「コロナで運動会がなかった」といった意見も寄せられた。コロナ禍以降、運動会を中止にしたり時間短縮のために競技数を絞ったりしている学校があるのが分かる。
この調査は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、3月12日~4月9日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1480人。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)















