2024年5月24日
芝浦工業大学、柔軟な触覚センサーを活用し指先の微細な動きを高い精度で識別できるシステムを開発
芝浦工業大学は22日、柔軟な触覚センサーを活用し、手指の微細な動きを客観的に評価するシステムを開発したと発表した。
システム理工学部生命科学科・佐藤大樹教授らの研究チームが、電気インピーダンス・トモグラフィに基づく柔軟な触覚センサー(トモグラフィ型触覚センサー)を応用し、指の微細な動きを客観的に評価する新しいシステムを開発した。使用する触覚センサーは、4つの層から構成され、柔軟性、形状の汎用性、感度の点で優れているという。
センサーは16個の電極を備えたフレキシブルプリント回路基板と導電性材料を使用し、さまざまな指の動きから電圧データを取得。データは数値解析ソフトウェアを使って処理され、接触分布画像を再構成することにより、つまむ動作の正確な測定が可能になり、様々な「つまみ動作」を90%以上の識別率で分類することができるという。
今後は、触覚センサーをさまざまな形状の物体に適用することで手指運動を促す知育玩具の開発から医学研究まで広く社会に活用されることを目指す。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)