2024年6月13日
半数以上の家庭で「お父さん」が中高生の自主学習をサポート =森塾調べ=
スプリックスは12日、同社が運営する個別指導塾「森塾」が、全国の中高生624人を対象に実施した、「父の日に向けた、子どもの自主学習状況のアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「家族の中で勉強をサポートしてくれるのは誰か」と質問したところ、7割以上(75.2%)が「母親」と回答したが、51.0%は「父親」と回答。半数以上の家庭で、父親が中高生の子どもの勉強をサポートしていることが分かった。
「家族はどのくらいの頻度で勉強をサポートしてくれるか」と聞いたところ、 4割以上(43.8%)が「週に1回以上」と回答。一方で、全体の17.8%、約5人に1人が「年に数回」と回答したほか、7.5%は長期休みなどの「期間限定のみ」であることなど、家庭間での差も明らかになった。
家族からのサポート内容を調査した結果、「分からない問題や課題があったときの相談・アドバイス」と答えた中高生が60.1%で最も多く、次いで「勉強の進捗チェックとアドバイス」が29.5%、「勉強のモチベーションサポート」が26.0%だった。
傾向として、つまずいた時にスムーズに学習を進められるよう、家族からのサポートを求めている中高生が多いことが推察できる一方で、学習計画やコツ、参考書の選び方など勉学のポイントをアドバイスされている中高生は比較的少なく、家族からのサポート内容については偏りがあることも伺える。
また、7割以上(70.1%)が「家族以外からの勉強のサポートも必要」と回答し、具体的にどのようなサポートが必要かを聞いたところ、「分からない問題や課題があったときの相談・アドバイス」が53.8%と、家族からの具体的なサポート内容と同様に最多だった。
一方で、「定期テストや試験の対策」が49.1%、「モチベーションサポート」が41.2%、「勉強のコツや学習計画の立て方へのアドバイス」が39.8%と上位を占め、自分や家族のサポートだけでは解決できない困りごとがある場合に手助けを求める中高生が多いことが分かった。
この調査は、全国の中高生を対象に、5月17日~20日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は624人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)

















