2024年6月28日
カナメプロジェクト、東京学芸大学の生成AI/Web3技術活用システム構築をサポート
カナメプロジェクトは26日、文部科学省による委託公募案件「教員研修の高度化に資するモデル開発事業について」に採択された、東京学芸大学による生成AIを活用した教員の学びの見える化、及び教員の資質・能力をブロックチェーン上でデジタル認証していくシステムの開発・検証プロジェクトに対して、技術協力したことを発表した。
同事業は、4つのテーマに関して教育委員会と大学等の協働によりモデルを開発し、成果を広く普及することで全国的な研修観の転換・定着を図ることを目的に実施するもの。
4つのテーマとは、「(1)教員研修の成果確認と評価モデルの確立に関すること」「(2)教員研修や授業研究等の高度化に関すること」「(3)教師と管理職の対話と奨励におけるプロセスの最適化に関すること」「(4)デジタル技術を活用した指導主事訪問の高度化や各学校の研修主事への支援など、教育委員会と教育センターによる学校へのサポート機能の充実に関すること」。
今回の実証研究は「(1)」を対象にしたもので、教員による学び等を支援する仕組みを構築・検証をするべく、以下2つのシステムの開発を進めた。
1つが「① 教員のリフレクションレポートをAIで分析することにより教員の学びを見える化し、記録するシステム」。2つ目が「② 受講者の学習履歴と各種講座に対応する資質・能力を結びつけることで、教員の多様な学びの機会に対応した統一的・汎用的な資質・能力をブロックチェーン上でデジタル認証をしていくシステム」。
カナメプロジェクトではこの中の、教員のリフレクションレポートをAIで分析するシステム(①領域)、また、教員の多様な学びの機会に対応した統一的・汎用的な資質・能力をブロックチェーン上でデジタル認証する仕組み(②領域)に関するPoC部分を担当した。
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