2024年7月5日
ハイラブル、話し合いをデータで見える化 鳴門市の小中学校で導入
ハイラブルは、同社が提供する「話し合い見える化サービス」が、6月から徳島県鳴門市内の小中学校で導入されたと明らかにした。
鳴門市内の小中学校および鳴門市教育委員会で、「対面の話し合い見える化サービス(ハイラブルディスカッション)」と「Web会議の見える化サービス(ハイラブル)」の2つのサービスが導入された。
ハイラブルディスカッションは、グループワークなど対面の話し合いを「たまご型レコーダー」でグループごとに録音し、発話量ややりとりなどの情報を自動的にグラフで見える化するクラウドサービス。複数グループが同時に話し合いを行っている騒がしい環境でも、誰が、いつ話したかを聞き分けて見える化できる。
ハイラブルは専用のWeb会議システムを使用して、参加者の発話量やその変化、やりとりの量などをグラフでリアルタイムに見える化し、その場ですぐに行動変容を促す。また、すべてのルームの様子を外からグラフで一覧できるため、教師はデータに基づいてベストなタイミングで話し合いに介入できる。
今回の導入により、これまで数値化できなかった非認知能力の向上とともに、探究学習における児童生徒のコミュニケーション力、表現力、メタ認知力の育成が期待されている。
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