2024年7月9日
京都橘大学、デジタルメディア学部、工学部 ロボティクス学科など26年春設置予定
京都橘大学は5日、デジタルメディア学部(仮称)、工学部 ロボティクス学科(仮称)、健康科学部 臨床工学科(仮称)の、2026年4月の新設予定を発表した。
デジタルメディア学部(仮称)は、工学部の新学科として設置予定だったが、社会的なニーズと人材養成目標をふまえ、デジタルメディア学部(通学課程・通信教育課程が併設)として設置する。
理系学生だけでなく、文系学生も対象とし、カリキュラムはエンジニア系とクリエイトの双方の学びを往還する内容。アニメーションやゲーム、音楽、マンガなど、日本が誇るカルチャーにおいて次世代のコンテンツやシステムを創造できるクリエーターやITエンジニアを育てる。
ロボティクス学科(仮称)では、機械工学、電気電子工学、計測・制御工学、情報工学・AIなどの分野を複合的に学び、機械、ロボット、各種メーカー、情報産業など幅広い分野で活躍できる人材を養成する。ロボットの「開発」だけでなく、ロボットを「動かす」「活用」の両面を備えた教育を行うことで、人口減少や技術革新により急増する業務の自動化・機械化のニーズへ対応する。
臨床工学科(仮称)では、医療現場を医工学で支える次世代の臨床工学技士や、メディカルエンジニアを養成する。国家資格である臨床工学技士免許の資格取得だけでなく、臨床工学技士としての可能性をさらに押し上げる医工連携や情報系の発展科目も充実。さらに、看護学科、理学療法学科、作業療法学科、救急救命学科、臨床検査学科を擁する、同大学の強みを生かした、医療職間連携のチーム医療を学ぶ。
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