2024年7月16日
東京高専×ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ロボットSIer教材開発
東京工業高等専門学校は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントと連携し、ロボットトイ「toio」の群制御およびデジタルツインを使用した卓上自動搬送システム教材を開発、同教材を使用したシステムインテグレーション演習を授業名「デザイン工学」として実施している。
ロボットSIer(システムインテグレータ)という業種を知り、その素養を身につけることを目的に、今年度「デザイン工学」授業の公開を2回企画し、1回目の授業公開を6月28日に実施した。
授業では、顧客からの要望を想定して与えられた実践的な課題を実現する模範的な搬送ロボットシステムをデジタルツインを使って効率的に開発する。単なるものづくりの実習でなく、顧客からの要求定義・仕様策定・設計・実装・テストなどプロジェクトマネジメントの手法に沿って開発を進め、技術的な素地を身につける構成となっており、90分×15回で完結する。また、複数台の搬送ロボットやロボットアームなどを組み合わせ、社会実装につながる現実的なソリューションを提案する。
6月28日は11回目の授業でテストフェーズとなり、4人ずつのグループワークで動作などの確認を行った。次回7月19日の授業公開でレヴュー会を行い、26日の実機審査会で授業を終了する。同授業は機械工学科5年生の必須科目だが、数年後には他の学科の学生も選択科目として受講できるようにする計画であり、同校5学科の学生が互いに知恵と意見を出し合いながら課題に挑むことになる。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)












