2025年4月14日
「高校デビュー」、イメチェンにかける平均予算は月1万5302円=リクルート調べ=
リクルートは11日、同社の進路情報メディア「スタディサプリ進路」が、全国の高校生男女693人を対象に実施した、「高校デビューに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「自分的に、高校デビューしたか?」と尋ねたところ、約4割(43.4%)が「YES」と回答。新生活に勢いをつけたい、高校生活を充実させたい、という気持ちが感じられる結果となった。「NO」は56.6%。
「高校デビューの目的」を聞いたところ、1位「憧れの高校生像に近づくため」66.5%、2位「友達を作りやすくするため」40.8%、3位「恋愛の機会を増やすため」29.6%いう結果になった。
また、「高校デビューの具体的な行動」を聞いたところ、TOP3は、1位「メイクを始める・メイクの雰囲気を変える」53.0%、2位「パーマ・カラー・ヘアセットなど髪型を変える」44.2%、3位「ダイエット・スキンケア・ホワイトニングなど美容に気を遣う」39.5%だった。
道具の購入や施術にお金がかかりそうだが、その予算を聞くと、平均金額は「月1万5302円」という結果になり、2024年6月に発表した小遣いの平均金額「5279円」の約3カ月分に当たる。
「高校デビュー」にあたっては、メイクやヘアスタイルなど外見の雰囲気を変える行動でイメチェンをしており、そのために、高校生にとっては少なくない額(小遣いの3カ月分=1万5302円)をつかっていることが分かった。
アンケートに回答した高校生の保護者世代でも、同様の目的でイメチェンをはかる人たちはいたと思われるが、その当時との違いは、スマホの普及で憧れの高校生活をより明確に想像できるようになったこと。
また、「高校デビュー」の印象を尋ねたところ、「楽しそう」27.6%が1位で、「かっこいい」や「羨ましい」なども上位に挙がった。一方、高校デビュー経験者の中で「デビューして失敗した」と考えているのは14.8%と少数で、事前のSNSなどでのリサーチで、あらかじめ具体的な行動をイメージしていたのかもしれない。
「保護者はどう反応しているか」を、高校生に聞いたところ、「ネガティブに捉えている」という回答は3.9%と極めて少なかった。子どもがパーマをかけたりメイクを始めたりすることに怪訝な顔をするのではなく、「新しい洋服似合っているね」「高校生活心機一転だね」のような声掛けをする保護者もおり、外見にもこだわりたい高校生の気持ちに理解を示している様子が垣間見られた。
この調査は、全国の高校生男女(「スタディサプリ進路」の高校生エディター/公式LINE登録者)を対象に、2月21~24日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は693人(男子219人、女子461人、回答しない13人)。
関連URL
最新ニュース
- ベネッセコーポレーション、統合型校務支援システム「C4th」と小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」のテスト結果データを自動連携(2025年4月30日)
- ベネッセ、ミライシード「オクリンクプラスPOWER UPDATE」ウェブセミナー5月8日開催(2025年4月30日)
- Classroom Adventure、東京都北区と慶大発スタートアップが連携し、闇バイト対策ゲーム「レイの失踪」を中学校へ導入(2025年4月30日)
- 大学受験、新高3生の70%が「何から始めればいいか分からない」と回答 =武田塾調べ=(2025年4月30日)
- 留学経験者の57.7%が、留学中にやっておけばよかったと「後悔したことがあった」=NEXER調べ=(2025年4月30日)
- G-experience、秋田高専とアントレプレナーシップを学ぶハイラボが連携、5月17日から「ハイラボin秋田高専」開催(2025年4月30日)
- アットマーク・ラーニング、メタバース空間で学ぶ「EuLa通信制中等部」が開校記念式典・第1回入学式を挙行(2025年4月30日)
- 岡山大学、岡山大学機器共用ポータルサイト「CFPOU」に AIチャットボットを搭載(2025年4月30日)
- オンラインプログラミングスクール「NINJA CODE」、春の応援キャンペーン開催(2025年4月30日)
- ナチュラルスタイル、タミヤロボットスクール「自由製作コンテスト」の結果発表(2025年4月30日)