2024年11月8日
アイシン、交通と教育をつなぐ「刈谷放課後子育てMaaSプロジェクト」実証実験スタート
アイシンは6日、愛知県刈谷市と、教育と交通をつなぐ「放課後の子育てMaasプロジェクト」の実証実験を開始したことを発表した。
今年度は、本格導入に向けて有償での実証実験となり、刈谷市スマートシティ推進協議会会員企業5社による特別プログラムを実施する。
「刈谷放課後子育てMaaSプロジェクト」は、送迎が負担となり希望する習い事に通わせてあげられない、などの子育ての悩みや、子どもの放課後をより充実させたい、という教育ニーズに対応することが目的。
プロジェクトでは、同社のカーナビ技術を応用することで、小学校、つながりステーション(産業振興センター)、特別プログラム提供企業、習い事先、自宅を送迎サービスでつなぎ、放課後の子どもを最適な乗り合わせで目的地に送り届ける。
つながりステーションでは、独自の教育プログラムを提供するとともに習い事の時間まで子どもが待機する居場所としても利用でき、保護者は交通サービスと教育プログラムを一元的に見える化した専用システムから予約することができる。
実証実験は、市内3つの小学校を対象とし、有償で実施。つながりステーション(産業振興センター)で提供する宿題サポートやオリジナルプログラム、プログラミング教室などの教育プログラムに加えて、同社、トヨタ車体、トヨタ紡織、中部電力パワーグリッド、西日本電信電話、損害保険ジャパン、アイシン開発が特別プログラムの提供を行う。
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