2024年12月24日
成基×京都市、不登校の子どもたちに「メタバースを活用した支援策」を実施
成基は23日、京都市と共に、不登校の子どもたちに「メタバースを活用した新しい支援策」を実施すると発表した。
同市教委ではこれまで、学びの多様化学校「洛風中学校」「洛友中学校」や教育支援センター「ふれあいの杜」、校内サポートルームの設置など、不登校の子どもたちを支援してきたが、今年度からは、メタバース上で学びの継続と居場所づくりを実現するため、「オンラインの居場所」の実証研究を開始しており、そのパートナーとして同社も参画。
「オンラインの居場所」は、今年10月~12月にかけて、「ふれあいの杜」に通級する子どもを対象に試行を実施し、学習コンテンツの検討や通信環境、ハードウェア上の課題整理を行った。
試行が順調に進んだことから、来年1月から、対象を京都市立の小・中学校に在籍する小学4年生~中学3年生のうち長期欠席傾向にある児童生徒に拡大して、新たに実証研究を実施することになり、同社も引き続きこの取り組みに参画する。現在、実証研究への参加希望者を追加募集しており、希望者は在籍校で相談を。
「オンラインの居場所」は、メタバース空間に設けた仮想教室に子どもたちが集い、授業や発問に子どもたちがチャット機能を使って交流する。今年10月2日から毎週水曜日の午後開講(13:00~15:30)し、同社の教育コンテンツを取り入れて、子どもたちの興味関心の高い理科教育・プログラミング教育・防災教育など教科横断的な学習を実施している。
【追加募集の概要】
申込受付:12月18日(水)~
対象者:京都市立の小・中学校に在籍する小4~中3生のうち、長期欠席傾向(30日以上を目安)にある児童生徒
募集定員:40人程度
申込方法:
①保護者と在籍校が相談のうえ、在籍校を通じて「オンラインの居場所」へ参加を申込み
②教育委員会で申込受付後、成基が「オンラインの居場所」説明会動画や接続の手続きを直接保護者にメールで連絡
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