2024年12月25日
新卒で入社した企業で働きたい年数は「定年まで」が最多 =学情調べ=
学情は23日、2025年4月に入社を控える新社会人を対象に実施した「入社先でのキャリア」について調査結果を発表した。
それによると、新卒で入社した企業で働きたい年数は「定年まで働きたい」が32.3%で最多。次いで「3年以上5年未満」26.8%が続いた。「10年以上」と「10年未満」がちょうど半数ずつとなっている。10年以上働きたいとした新社会人からは、「頑張って就職活動をして入る会社なので、出来るだけ長く勤めたい」「入社した会社で様々な職種に挑戦したい」などの声が上がった。
一方、10年未満とした新社会人からは、「現時点では長く働きたいと思っているが、ライフステージが変わったら転職する可能性はある」「30歳になる前にそれまでのキャリアを見直して、転職するかしないかを考えたい」などの声も寄せられており、転職ありきではないものの、その時のベストな選択をしたいという意向もうかがえた。
「社会人として働くなかで、管理職になりたいですか?」の問いには、「はい」の回答が55.6%に上った。いずれは管理職になりたいと考えている新社会人が6割に迫っている。
新卒で入社した企業で目指したい役職は、「主任・係長」が33.8%で最多。次いで「部長」25.3%、「課長」24.7%、「役員」13.1%、「社長」3.0%が続いた。「裁量を持って働けるポジションを目指したい」「できるだけ高い役職について、給与を上げていきたい」といった声が上がっている他、「新卒で入社した会社である程度の成果を出したら、転職してキャリアアップしたい」「自分の市場価値を上げるために、チームマネジメント経験を積みたい」といった声も寄せられている。
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