2025年1月31日
中古スマホ、小学生の親の6割以上が「子どもに使用させた経験あり」=ゲオ調べ=
ゲオホールディングスは30日、スマホを所持する小学1~6年生の子どもを持つ20~50代の男女551人を対象に実施した、「子どものスマホ利用実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、小学1~6年生の子どものスマホの平均月額料金は「1000~2000円未満」24.7%が最も多く、次いで「2000~3000円未満」20.9%だった。「1000円未満」も15.1%おり、半数以上が3000円未満の低料金でスマホを利用していることが分かった。
利用率が高いスマホ端末は「AQUOS」13.4%で、Android全体の利用率は58.4%あり、iPhone全体の利用率(35.6%)よりも高かった。キャリアは「docomo」21.6%が最も多く、「SoftBank」15.4%、「au」15.1%と合わせると3大キャリアの利用率は52.1%で、格安SIMの利用率(44.9%)と大差なかった。
現在の端末を選んだ理由については「価格が安いから」53.9%、「最低限の機能で問題ないから」34.7%が多く、キャリアを選んだ理由については「サービス内容・プランが良かった」48.2%、「価格が適正だと感じたから」42.2%、「親と同じだから」42.2%が挙げられた。端末もキャリアも選ぶ基準としては、価格とサービスの質や使いやすさのバランスが重視されていることが読み取れる。
また、子どものスマホ料金に対する「コスパ意識」が増す中、子どもに中古スマホを使用させたことがある親は6割以上(63.7%)に上った。中古スマホを購入・選択した理由については「最低限の機能で問題ないから」59.3%、「価格が安いから」45.3%が多く、子どものスマホ料金を抑えるために、シンプルな機能性で価格の安い中古スマホが注目されていることが読み取れる。
一方で、「子どもに中古スマホを使用させたことがない」と回答した保護者のうち、「子ども用に中古スマホを選択・購入したくない」と回答したのは64.4%で、中古スマホの利用経験がない人の中には、中古スマホの利用に抵抗感を持っている人が6割以上もいることが分かった。
その理由については、「セキュリティー面に不安があるから」40.5%が最も多く、次いで「衛生面や質に不安があるから」34.7%。古い機種への機能的な不満よりも、子どもに使用させる上でセキュリティー面・衛生面に不安が大きいことが読み取れる。
この調査は、スマホを所持する小学1~6年生の子どもを持つ全国の20~50代の男女を対象に、1月9・10日に、Webアンケートの形で実施した。有効回答数は551人。
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