2025年3月3日
キャリアbase、通信制高校との共創支援モデル「校内キャリアサロン」事業の今後
キャリアbaseは2月27日、通信制高校との共創支援モデル「校内キャリアサロン」に関する事業の振り返りと今後の展開について発表した。
キャリアbaseは、2024年6月、休眠預金等交付金を活用した「高校生世代の子育て家庭『くらしと学びの危機』緊急支援事業」に採択された。同事業の実行団体として2024年9月~2025年2月まで、通信制高校内における「校内キャリアサロン」のプロジェクトを推進してきた。
「校内キャリアサロン」は、通信制高校に通う生徒が、進路や将来に不安を覚えたときに、学校外の信頼できる大人に気軽に相談できる場として設けるサロン。週1回~(1回3時間程度)通信制高校のキャンパス内に開設し、オフライン・オンライン、いずれの形式でも活用可能。キャリアコンサルタントやカウンセラー等の有資格者を中心に、キャリアbaseから人材を派遣し、決まった曜日・時間にサロンに常駐し、運営してきた。
高校現場での校内キャリアサロンの運営は、2024年9月から本格的にスタートし、2025年2月までの約6カ月間で合計22校(目標比110%)に導入された。サロンの実施回数は合計247回(目標比107%)、利用人数は延べ757名(目標比189%)と、当初の想定を大きく上回る生徒から利用してもらうことができた。
キャリアbaseは、「進路未決定のままの卒業をなくす」ことをミッションに掲げているが、「リーチできていない層」がもっとも支援が必要な生徒の実態に近いと感じているという。今後はこうした潜在的な層にも支援を届けるための一つの手段として、校内キャリアサロンの強化に取り組むという。
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