2025年3月18日
学生時代にもっと学んでおけばよかった分野、TOP3は「語学」「金融」「コミュニケーション」=R&G調べ=
R&Gは17日、社会人の男女438人を対象に実施した、「学生時代にやっておけばよかったことに関する意識調査」の結果をまとめ、そのデータをランキング化して発表した。
それによると、「学生時代にやっておけばよかったと思うことがあるか」を聞いたところ、61.6%が「いくつかある」、33.6%が「たくさんある」と回答。9割以上が「ある」と答えており、学生時代に何かしら心残りのある社会人が多いことが分かった。
やっておけばよかったことの1位は「勉強」32.9%、2位は「資格取得」26.0%、3位は「アルバイト」17.1%で、学生の本分とも言える勉強が不十分だったことを後悔している社会人が多かった。また、「留学」12.3%や、「旅行」9.4%などを経験しておきたかったと後悔している声も聞かれた。
勉強をもっと頑張ればよかった理由については、「社会人になってから、学生時代に勉強を頑張っていた人と差がつく」といった声が多く寄せられた。しっかり勉強していれば、違う職業やより高い収入を得ていたかもしれないと感じている社会人もいた。
また、「学生時代にもっと深く学んでおけばよかった分野」を聞いたところ、最も多かったのは「語学」41.3%で、全体の4割を占めた。2位「金融」26.3%、3位「コミュニケーション」18.5%、4位「IT」18.0%などと続き、「語学」「コミュニケーション」「IT」など、仕事で活かせる分野が多くランクインした。
語学については、「仕事で英語を使うので」といったコメントのほか、旅行や道案内などのプライベートでも活かせるという声も寄せられた。
また、IT分野やWebマーケティングでは欧米から最新情報が入ってくることも多く、海外のサイトを翻訳せずに読めると、情報収集が早くなるメリットもあり、情報収集が早いとライバルに対して優位に立て、「最新情報を紹介する」というビジネスにも活かせると考えられる。仕事の幅や楽しみを広げるうえで、英語をはじめとする語学は大きな強みになることが改めて分かる結果となった。
この調査は、全国の社会人の男女を対象に、2024年12月23日~1月6日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は438人(女性272人、男性166人)で、回答者の年代は10代0.2%、20代16.4%、30代31.8%、40代26.7%、50代以上24.9%。
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