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2025年6月3日
NTTドコモ、読み書き困難者「ディスレクシア」向け学習支援サービス「もじソナ」をスピンアウト
NTTドコモは2日、NTTドコモグループの新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」を通じて社員が発案した、読み書き困難者「ディスレクシア」向けの学習支援サービス「もじソナ」をスピンアウトすることを決定したと発表した。
もじソナはNanka(ナンカ)が開発を推進し、代表取締役社長はNTTコミュニケーションズ社員の森分啓太氏が務める。また、Nanka社への出資はライトアップベンチャーズおよびドコモから行う。
ディスレクシアは、全体的な発達に遅れはない一方で、文字の読み書きに限定した困難を伴う学習障がい。これによる学習面での困難が生じ、学業の遅れや二次的な学校不適応などが起きるケースもある。
もじソナは、利用者が教材を取り込むとAIが内容を解析し、文章を音声で読み上げる学習支援サービス。読み上げられた内容に対して、音声やキーボード入力で回答することができる。紙のプリントや教科書、デジタル教材など、さまざまな学習コンテンツをタブレットやスマートフォンで撮影して取り込むだけで、AIが読み上げや解答欄を自動生成する。
もじソナは、従来の読む・書くを中心とした学習環境に聞く・話すという新しい選択肢を加えることで、読み書きが苦手な子どもたちを支える「鉛筆やノートのように身近なデジタル学習ツール」を目指している。現在、商用化に向けた検証を進めており、今年夏頃からのサービス提供を予定している。
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