2025年6月13日
東京工科大学、NVIDIAで日本の私立大学最大のAIスーパーコンピューターを構築
東京工科大学は11日、NVIDIAのインフラとソフトウェアを活用して日本の私立大学最大のAIスーパーコンピューターを構築し、10月に本格稼働する予定だと発表した。
同学が今回採用したのは、生成AIや大規模言語モデルなど、計算負荷の高い最新のAIワークロードに対して比類なきパフォーマンスを提供するNVIDIA DGX B200システム。
DGX B200は、AIによる変革を加速するための究極のプラットフォームであるNVIDIAの最新GPUアーキテクチャ、NVIDIA BlackwellとNVIDIA AI Enterpriseソフトウェア プラットフォームを搭載する。
同学は、DGX B200を国内で最初に導入する大学の1つであり、12台のDGX B200をNVIDIA Quantum InfiniBandの高速ネットワークで接続し、NVIDIA DGX BasePODリファレンス アーキテクチャに基づいてスパコンを設計する。システム全体のAIの学習理論性能(FP8)が0.9EFLOPS(1秒間に90京回の計算)に達する、私立大学最大のAIスパコンを学内に常設する。
同学はNVIDIAの日本法人と2023年に学術交流連携を締結して以来、AIにとどまらず、人材育成や研究のコラボレーションも推進してきた。NVIDIAテクノロジーの活用と啓蒙が可能な学生の育成を目指す「NVIDIA 学生アンバサダープログラム」では、同学の学生がNVIDIA社員のサポートを受けながら生成AIやロボティクス、デジタルツインのテクノロジーを習得している。
同学ではAIスパコンの導入により、「AI活用人材の実践育成プログラム」「学内専用LLM(大規模言語モデル)の構築と活用」「 AI倫理・ガバナンス検証環境(AI Ethics)」「 デジタルツインプロジェクト」「XAI(説明可能AI)によるAI倫理・法的信頼性研究」「 大規模物理シミュレーションとAIを用いた物理現象の解析」の活用を予定。
教育面では、学生が次世代のAI社会に対応できる実践的なスキルを習得するための環境整備を進め、研究面では、最先端のAI技術や高性能計算資源を活かした高度な課題解決を目指すという。
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