2025年6月23日
AIは「10年後に最も影響力のあるテクノロジー」=ボッシュ調べ=
ボッシュの日本法人であるボッシュは19日、ボッシュが世界1万1000人超を対象に行ったグローバル調査「Bosch Tech Compass」と同様の調査を、国内の18歳から69歳の男女約1000人を対象に実施した、テクノロジーおよびAIに関する調査結果を発表した。
グローバル調査の対象国は、ドイツ、フランス、イギリス、米国、ブラジル、中国、インド。

それによると、「10年後、最も影響力のあるテクノロジー」について3つまでの選択では、「AI」がグローバル調査(67%)でも日本(51%)でも1位に選ばれた。続いてグローバルでは、回答者の32%が「5Gテクノロジー」、24%が「自動運転」を挙げた。一方、日本では2位に「自動運転(30%)」が選ばれ、自動車開発に関連する「自動運転」が、日本では関心の高いテクノロジーであることが分かった。

AIスキルの重要性に関する質問では、グローバルでは半数以上(56%)がAIスキルを重要(必須、重要、やや重要)と認識した。国別に見ると、ドイツ(41%)、フランス(38%)は40%程度に収まる中、対照的にインド(83%)、中国(76%)では多くの人がAIスキルの重要性を認識しており、国によって大きな差が出る結果となった。

また、日本では45%の人が「AIスキルが重要」であると考え、特に18~20代(50%)および30代(49%)では約半数がAIスキルの重要性を認識していた。その後、40代(43%)、50代(42%)、60代(37%)と、年代が上がるにつれて徐々にその重要性の認識が下がる結果となった。

グローバルでは約半数(49%)が、AIの台頭により、将来自身の仕事がAIによってリスクにさらされると感じていることがわかった。しかしドイツでは、AIが自分の仕事に対するリスクであると考えている人は約3割(34%)にとどまった。前問の「AIスキルの重要性」と同様、中国では7割(70%)、インドでは約6割(63%)が、「AIをリスクだと認識」していた。つまり、「AIスキルの重要性」を認識している中国とインドが、同時に「AIは自分の仕事に対するリスク」であると考えていることが判明した。

なお日本では、「将来、AIで自分の仕事がリスクにさらされると思うか」という問いに対し、「強くリスクにさらされる」を選択した人は6%、「ややリスクにさらされる」を選択した人は46%となった。つまり日本では「AIは自分の仕事に対するリスク」だと認識している回答者の合計は、グローバル調査の平均より3ポイント高い52%だった。また特にリスクを感じているのは18~20代で6割(61%)が最も高い結果となった。

前問の調査結果の通り、グローバルでは約半数(49%)がAIによって自分の仕事がリスクにさらされると考えているにも関わらず、「職場でAIの研修を受けたことがありますか?」の質問に対して「はい」の回答はわずか3割未満(28%)となった。グローバル調査で最も多かった回答は「いいえ、しかし近いうちにAI研修を受ける予定になっています」の61%で、「いいえ」と回答した人は11%。職場でAIに関する研修を受けている人の割合はインド(57%)が突出しており、2位の中国(38%)と比べても19ポイントも差があった。このように国別に比較すると、職場におけるAI研修の提供には大きな差があり、ドイツ(18%)、フランス(15%)、ブラジル(14%)では職場でのAI研修を受けたことがある回答者は20%以下という結果だった。
しかし、日本に至っては「職場でAIの研修を受けたことがある」と回答した人がわずか1割(10%)と、グローバル調査の結果と比較すると最も低い結果だった。反対に職場で研修を受けたことがないと回答した人が82%と最も高い結果となった。グローバル調査の結果と比較しても、日本ではAI研修の受講経験者が圧倒的に少ないことが分かった。
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