2025年6月25日
企業教育研究会、生成AIリテラシーを育む小学生向け新授業プログラムを始動
企業教育研究会は24日、アクセンチュアから社会貢献活動の一環としての支援を受け、小学生向け授業プログラム「生成AIって何だろう?」を開発、6月からパイロット授業を実施すると発表した。また教材配布も順次予定している。
授業の中で生成AIを使ったり注意点を教えたりするだけでなく、子どもたちが生成AIの基本的な仕組みや特徴を理解した上で、それを適切に活用できる力を身につけることを目的として、新しい授業プログラムを開発した。
さらに、この生成AIリテラシー教育をより早く、広く普及させるため、対面での出張授業だけでなく、教員が自ら授業に活用できるダウンロード教材としての展開も視野に入れ、準備を進めている。
小学5・6年生が対象となる。プロンプト入力の実演を通して、文章や絵の生成を体験。これまでのAIとの違いや生活・学習・仕事における変化を学ぶ。また、「苦手な学習の克服方法」をテーマに、生成AIを上手に活用する3つのプロンプト作成のコツを実践的に学んでいく。さらに、生成AIが情報を生成する仕組みを理解し、情報の正確性や著作権に関する課題を考察して、最終的な情報判断は自身で行うことの重要性を認識する。
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