2025年8月4日
経済的困難を抱える家庭の夏休み、約9割が「旅行や自然体験をさせたいができない」=カタリバ調べ=
カタリバは1日、経済的困難を抱える子育て家庭の夏休み実態調査の結果を公表した。

調査はカタリバが実施するプログラムを利用する保護者を対象に、6月10日~23日に行われ、252名から回答を得た。それによると、約8割が「子どもにとって夏休みは必要」と回答した。

保護者が考える子どもにとっての夏休みの価値を複数回答で訊ねたところ、「学校ではできない体験・経験」「思い出づくり」「心身のリフレッシュ」などが多く挙げられた。

しかしながら、夏休み中に子どもに経験させたいこととして多くの保護者が挙げた「旅行」「合宿・自然体験などの宿泊型プログラム」について、それぞれ8割以上の保護者が「経験させたいが、実現できない」と答えた。また、その理由として約9割が「金銭的余裕がない」と回答した。
この調査結果を受け、同団体は、子どもたちに学びと体験のある夏を届ける「サマースクール」支援プログラムを石川県能登地域で実施するとしている。
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