2025年10月3日
プログラミング学習、97%が「途中で挫折や行き詰まりを感じた」と回答 =SAMURAI調べ=
SAMURAIは2日、初心者からプログラミング学習を始めた全国の10〜50代の男女100人を対象に実施した、「プログラミング学習に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、97%が「プログラミングの学習途中で挫折や行き詰まりを感じたことがある」と回答。
その理由を聞いたところ、27%が「不明点を質問できる環境がなかった」、22%が「学習へのモチベーションが続かなかった」、17%が「エラーやバグへの対処で心が折れた」、11%が「目的やゴールが曖昧で方向性を見失った」、12%が「学習時間が確保できなかった」、11%が「学習方法や教材が合わなかった」と回答した。
挫折や行き詰まりを感じた時に、「あったら良かったと感じたこと」を聞いたところ、最も多かったのは「気軽に不明点を聞ける環境」37%で、以下、「モチベーションが維持しやすい学習環境」30%、「自分に合う学習教材」23%、「勉強仲間と交流できる学習コミュニティ」10%と続いた。
また、「転職や副業・実務に活かせるレベルのプログラミングスキルを、初心者が独学で習得するのは可能か」を尋ねたところ、「独学のみでは習得困難(スクールや講座の活用が必要)」との回答が55%で最も多く、「時間はかかるが独学で習得可能」が38%、「独学のみで十分に習得可能」が7%だった。
一方、「転職や副業・実務に活かせるレベルのプログラミングスキルの習得方法」を聞いたところ、25%が「独学を経てスクールや講座を活用し習得」と回答。次いで、11%が「独学のみで習得」、10%が「独学せずスクールや講座を活用」と回答した。
「プログラミング学習への生成AIの活用」については、52%が「活用した」、48%が「活用していない」と回答。「活用した生成AI」は、「ChatGPT」50%が最も多く、以下、「Gemini」17%、「Claude」7%、「Microsoft Copilot」「GitHub Copilot」が各6%、「Cursor」5%、「Perplexity」3%、「Code Llama」「Grok」「Genspark」が各2%、「Notebook LM」1%と続いた。
この調査は、初心者からプログラミング学習を始めた全国の10〜50代の男女を対象に、9月16〜23日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は100人。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)
















