2025年11月4日
小中学生のグループチャットで気になること1位「既読スルー」=ニフティキッズ調べ=
ニフティは10月30日、子ども向けサイト「ニフティキッズ」で実施した「友だち・グループ」に関するアンケート調査の結果を公開した。
小中学生を中心とした子どもたちを対象に「何かしらのグループに所属しているか」や、「グループチャットを使っているか」「チャットでやりとりをするときに気になること」などについてアンケートを実施した。


それによると、小中学生のうち、80.3%が何かしらのグループに所属していて、「入っている」と回答した小中学生の約7割は複数のグループに所属していて、6つ以上のグループに入っている人もいた。

グループ名は、62.2%の子どもたちが「ない」と回答した。グループはあっても、名前までは決めていないというケースは多いようだ。

グループに入っている人へ、グループにいて「ちょっと面倒だな」「気をつかうな」と感じるときはあるか聞いたところ、6割以上が「ある」と回答した。

LINEなどのSNSで友だち同士のグループチャットに入っているかでは、小学生の場合は「入っていない」と答えた割合が6割以上だったのに対し、中学生ではおよそ7割が「入っている」と回答した。

入っている人へ、どういうときにグループチャットを使うかきいたところ、「雑談」と「遊びの予定を立てるとき」という2つの選択肢が特に多く選ばれた。学校に関する事務的な連絡よりも、遊びの約束や何気ないコミュニケーションのためにグループチャットが活用されているようだ。

入っている人へ、グループチャットで人とやりとりをしているときに気になることはあるかきいたところ、小中学生のうち、66%が「ある」と回答した。
「ある」と答えた人に「どんなことが気になるか」きいたところ、最も多いのは「既読スルー」だった。グループチャット内で独自のルールを設けている場合もあり、「スタンプ連打禁止」「既読スルーしない」といった具体例があげられた。
調査概要
アンケート実施期間:8月25日(月)~9月29日(月)
調査機関:自社調査
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:1635件
調査方法:インターネット調査
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











