2025年11月4日
若者世代「残業代より圧倒的にプライベート」が半数以上=ミツカル学び調べ=
イードが運営する情報サイト「ミツカル学び」は10月31日、30代前半までの若者を対象とした「時間価値」に関する意識調査の結果を公表した。

調査は9月23日~30日に行われ、583名から回答を得た。「残業代1時間分」と「プライベートの自由な時間1時間」のどちらが価値が高いかを訊ねたところ、約8割が「プライベートの時間の方が価値が高い」と回答した。

その理由として最も多かったのは「心身の健康を維持し、長く働き続けるために休息や睡眠が必要だから」という回答で約5割に上った。

プライベートな予定をキャンセルして残業する場合、時給がいくら以上なら納得できるかを訊ねたところ、「通常の時給の1.5倍以上」または「2倍以上」と回答した人が約7割を占めた。「お金の問題ではないので原則として断りたい」との意見も全体の2割近くに上った。

残業が多い人に対する印象を質問したところ、「会社への貢献度が高い、熱心な人」と肯定的な見方をしている人が半数近くを占めた一方、「仕事の要領が悪く、生産性が低い人」「自己管理ができていない、大変そうな人」といった否定的な見方をする人も約4分の1に上った。

さらに、将来のキャリアのために優先したいことを訊ねたところ、「定時で帰り、自由な時間を使って学習や副業など自己投資を行う」と回答した人が7割近くを占めた。

仕事やプライベートでタイムパフォーマンスを良くするために意識して行っていることは「情報収集の効率化」29.3%が最も多く、次いで「移動・スキマ時間の活用」が続いた。

「残業キャンセル界隈」という言葉が若者を中心にSNSなどで語られる背景に何があると思うかを訊ねたところ、最も多かった回答は「残業を断ることへの罪悪感を、冗談に変えて正当化・緩和したい心理」で、「自分だけじゃないと安心したい心理」「上司や会社に対する若者なりのささやかな抵抗や意思表示」などと続いた。
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