2025年11月26日
教師の仕事、中高教員の8割以上が「やりがいを感じる」一方で、9割超が「大変だと感じる」=カンコー学生服調べ=
カンコー学生服は25日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.238で、全国の中学・高校教員1400人を対象に実施した「学校教育現場の課題」の調査データを公開した。

それによると、「教師という仕事に、やりがいを感じているか、また、大変だと感じることはあるか」と聞いたところ、やりがいについては、「とても感じている」(全体38.2%、中学39.7%、高校36.9%)と、「やや感じている」(同44.3%、44.1%、44.4%)を合わせると、中高教員の8割以上が、教師という仕事に「やりがいを感じている」と回答した。
一方、仕事を大変だと感じる頻度については、「よくある」(同63.4%、67.8%、59.6%)という結果で、中学校では7割近くにのぼった。「たまにある」(同32.4%、28.9%、35.5%)を合わせると、中学・高校の教員ともに、教師の仕事を「大変だと感じている」割合は9割を超えた。

中高教員が「困っていることや負担に感じていること」を尋ねたところ、最も多かったのは「業務量が多い・多忙」(同60.3%、65.5%、55.7%)だった。
以下、「保護者・PTAの対応」(同52.5%、59.7%、46.2%)、「生徒間のトラブル・いじめ」(同44.6%、51.0%、39.0%)、「生徒の生活指導」(同36.1%、37.8%、34.5%)、「部活動・クラブ活動の顧問」(同35.6%、40.9%、31.1%)、「事務・報告書作成」(同33.7%、36.9%、30.9%)など、多岐にわたった。

また、教員自身が考える学校教育現場の課題については、「教員の長時間労働と多忙化」(同61.1%、63.6%、58.9%)、「不登校生徒の増加」(同48.0%、55.6%、41.4%)、「保護者からの過剰な苦情」(同47.9%、53.1%、43.2%)が上位にあげられたほか、「部活動の地域移行」(同23.1%、32.5%、15.0%)は、中学校での割合が多く3割を超えた。
さらに、「教員のメンタルヘルス問題」や、生徒の「学習意欲・学力の低下」、「発達障害や特別な教育的ニーズを持つ生徒への専門的支援」も重要な課題として認識されていた。
この調査は、全国の中学・高校の教員を対象に、7月にインターネットで実施した。有効回答数は1400人(中学教師653人、高校教師747人)。
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