2026年1月27日
難関大受験の不安、TOP3は「モチベ維持」「成果が見えない」「メンタル不調」=キョーイク調べ=
キョーイクは26日、①難関大学に合格した経験のある10~30代502人と、②難関大学に合格した子どものいる保護者506人の計1008人を対象に実施した、「難関大学受験における個別戦略と学習管理に関する調査」の結果をまとめ発表した。
同調査では、難関大学の合格者として、東京大・京都大・東北大・九州大・北海道大・大阪大・名古屋大・早稲田大・慶應義塾大・上智大・一橋大・同志社大・国際基督教大に合格した人とその保護者を対象にしている。

それによると、「受験時の志望」について尋ねたところ、「国公立大学と私立大学の併願」36.1%が最も多く、以下、「国公立大学のみ志望」32.8%、「私立大学のみ志望」30.3%が続いた。一般的な大学進学者の約8割が私立大学に進むといわれる中で、同調査の難関大学合格者は約7割が国公立大学を志望(併願含む)しており、国公立大学の人気の高さが浮き彫りになった。

併願や単願など、志望校の選び方にはそれぞれの戦略が見られるが、受験時はどのような状況で合格を果たしたのか。「受験時の状況」について尋ねたところ、「現役で合格した」78.2%が多数を占め、次いで「一浪して合格した」17.8%となった。多くの合格者が現役での合格を果たしていたが、約2割は浪人を経験していることになる。
そこで、「難関大学を目指す上で『浪人』に対してどのように考えていたか」を聞いたところ、「浪人してでも志望校に行きたかった」23.9%、「現役合格を優先した」45.9%、「状況に応じて判断しようと思っていた」18.2%、「特にこだわりはなかった」12.0%、という結果になった。
半数近くが現役合格を最優先にしており、限られた時間内での効率的な学習が求められていたことが分かる。一方で、約4人に1人は浪人を辞さない覚悟を持っており、志望校への強いこだわりも見て取れる。

難関大合格経験者の10~30代に、「受験中に不安だったことはあるか」と尋ねたところ、「勉強へのモチベーション維持」34.7%、「学習の成果が見えないこと」26.9%、「メンタル面の不調」26.9%が上位を占めた。学習内容そのものよりも、モチベーションやメンタル面での不安を抱えていた人が多く、長期間の受験勉強で、精神的な安定を保つことがいかに難しい課題であるかが浮き彫りになった。
また、難関大合格経験者の10~30代に、「受験期に利用していた学習支援の中で『助けになった・あってよかった』と感じたこと」について聞いたところ、「効率的な勉強方法を学べたこと」36.7%、「受験計画や戦略を立てられたこと」36.7%、「メンタル面・不安面のサポートになったこと」29.5%が上位に挙げられた。受験生にとって、単なる授業提供よりも「効率的な学び方」や「戦略設計の支援」が大きな価値を持っていたのが分かる。

最後に、「今後、受験指導で最も重視されるべき要素は何だと思うか」と尋ねたところ、難関大合格経験者10~30代の回答は、「生徒の特性に合わせた学習の最適化」26.3%が最も多く、「情報提供力(大学情報・入試情報など)」17.5%、「受験戦略の設計」15.9%、などが続いた。
これに対し、難関大に合格した子どものいる保護者の回答は、「生徒の特性に合わせた学習の最適化」40.7%が最も多く、「情報提供力(大学情報・入試情報など)」10.5%、「受験戦略の設計」10.5%、「メンタルサポート」10.1%、などが続いた。
どちらも、「生徒の特性に合わせた学習の最適化」が最も重視されており、受験期の学習支援の主流が一斉型から個別対応型へと移行していることが伺える。学力向上だけでなく、個々の性格や状況に応じた柔軟な支援が求められており、今後の受験教育はより「パーソナライズ化」が鍵になると考えられる。
この調査は、①難関大学に合格した経験のある10~30代、②難関大学に合格した子どものいる保護者を対象に、2025年11月27・28日にインターネットで実施した。有効回答数は1008人(①502人、②506人)。
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