2026年2月17日
親が安心できる行動範囲は 17分、子どもが望むのは 99分 =ビーサイズ調べ=
ビーサイズは4日、全国の小学生(1〜6 年生)とその保護者、祖父母世代を対象に実施した、昭和と令和で変わった「子どもを取り巻く環境と意識に関する調査」の結果を公開した。
それによると、新生活を目前に控え、63.9%の子どもが『色々な場所に自由に行ってみたい』という冒険心を抱いている結果になった。行きたい場所として子どもは『家から平均99分』のエリアを希望したのに対し、保護者が安心して送り出せるのは『わずか17分』まで。親子間には5.82倍もの大きなギャップが見られた。
また、84.8%の保護者が『子どもの挑戦を応援したい』と回答しているにも関わらず、現実には66.9%が『行動を制限してしまっている』と回答。理想と現実の間で揺れるジレンマが浮き彫りになった。
子どものひとり行動について不安に思う保護者は 64.3%。30 年前と比較して約 13%も不安度が増加。登下校時においては 57.1%が『安心して送り出せている』とする一方で、放課後の行動については過半数が不安を抱えていることがわかった。特に行動範囲が広がる『学区外』への移動については、8 割以上の保護者が不安を感じると回答。その要因として交通事故に巻き込まれる可能性が 1 位となった。
登下校時などの「特定の場面」における地域の見守り実施率は、昭和世代と比べて、令和の方が2倍以上高い結果となった。見守りボランティアやPTA当番の実施率に至っては、昭和と比較して10倍以上に増加。イメージとは裏腹に、実は令和の方が組織的な見守り環境は手厚いことが明らかとなった。
環境は整っているのに不安が増す背景には、共働き世帯が8割を超え、親子が離れて過ごす時間が『9時間以上』にのぼる現状。社会的な見守りの目を離れた『親の目が届かない時間』の長さが、保護者の精神的負担になっている。
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