2026年3月25日
国立高等専門学校機構、45チームが参加した「第3回 高専起業家サミット」を実施
国立高等専門学校機構と月刊高専は、「第3回高専起業家サミット」を2月23日と24日の2日間実施した。
同サミットは、高専スタートアップ支援プロジェクトの一環として実施するもので、起業を目指す高専生が一堂に会し、ビジネスプランの発表や交流を通じて、高専生同士や支援企業とのつながりを深めることを目的としている。今回は、ビジネスプランの進行状況に応じて「アイデア部門」「プロトタイプ部門」「スタートアップ部門」の3部門を設置。33校35キャンパスから93チームの応募があり、書類審査を経て45チームが出場した。
初日は開会式と交流会を実施。高専機構理事長の谷口功氏は、ビジネスプランを社会に定着させ、日本の新たなフェーズをつくることや、企業、地域行政、他高専との連携の重要性を語った。開会式前のポスター発表や交流会では、学生同士や企業関係者が活発に意見交換を行い、連携のきっかけづくりの場となった。
2日目は各部門ごとにピッチやポスター発表による審査を行った。スタートアップ部門最優秀賞は沖縄高専「Neighbors Net」、プロトタイプ部門最優秀賞は阿南高専「Awanext」が受賞。アイデア部門では、神山まるごと高専、広島商船高専、産技高専品川キャンパス、神戸市立高専、沖縄高専の5チームが優秀賞に選ばれた。オーディエンス賞は阿南高専「阿波乙女」、Honda IGNITION賞は和歌山高専「かつてパン作ってた僕ら」が受賞した。
審査委員長を務めた豊橋技術科学大学学長の若原昭浩氏は、高専生の社会課題を解決したい思いと、それを形にする力を高く評価し、「起業はゴールではなくスタート」であり、この経験で培ったアントレプレナーシップは将来どの進路を選んでも価値になると講評した。
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