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2026年4月2日
笹埜健斗研究室、N-E.X.T.ハイスクール構想を支援「業者提案評価ガイド」と「実装手帳」公開
笹埜健斗研究室は3月31日、笹埜健斗氏(岡山大学特定教授)が、文部科学省が進める「N-E.X.T.ハイスクール構想」を、単なる新規ツールの導入ではなく、「生徒を主語にした持続可能な教育改革」として実装するため、都道府県教育委員会・学校管理職向けに「業者提案評価ガイド」と「実装手帳」を公開したことを発表した。
ベンダーロックインの回避、3年総コストの可視化、データの可搬性、教師の専門性の尊重、地域の実情に応じた運用設計といった論点を整理し、N-E.X.T.ハイスクール構想を“良い実装”へ導くための実務支援を行う。
今回公開する「業者提案評価ガイド」は、提案が本当に「生徒を主語にした教育」に資するかを出発点に、「自ら問いを立てる力」や「他者とともに価値を創り出す力」といったAI時代に必要な能力の育成、教師の専門性向上、地域の実情への適合、3年間の総コスト、契約終了後のデータ返却と可搬性、事業者撤退時を含む持続可能性までを確認できるよう構成。
また、「実装手帳」は、構想マップで今年度重点と主要KPIを整理した上で、プロジェクト台帳、タスク管理、週次計画、月次レビューへと落とし込み、会議後の宿題整理から提出用サマリ、進捗の可視化までを一貫して支えることで、N-E.X.T.ハイスクール構想を「導入して終わる改革」ではなく、学校と教育委員会が自ら回し続けられる改革へとつなげる実務テンプレートとなっている。
無償で公開する理由は、N-E.X.T.ハイスクール構想を一部の先進校や特定事業者だけの取り組みにとどめず、都道府県全体で再現可能かつ持続可能な改革へと広げていくため。笹埜氏は、教育改革の成否は、優れた個別事例をつくることだけでなく、教育委員会や学校管理職が、自らの地域・学校の条件に応じて提案を見極め、導入後の運用を設計し、改善を重ねながら自走できるかどうかにかかっていると考えているという。
そのため同公開物は、都道府県教育委員会、学校管理職、教育DX担当者、探究・情報教育の推進担当者などが、ベンダー任せでも属人的運用でもない形で、N-E.X.T.ハイスクール構想を地域に根づかせるための共通基盤として利用できるよう設計。
公開物は専用ページにて順次無償配布し、初回公開では「業者提案評価ガイド」「実装手帳」に加え、比較検討や運用開始時に活用しやすい補助資料もあわせて提供する予定。
今後は、都道府県教育委員会・学校管理職向けの説明機会や意見交換の場を設けながら、導入前の比較検討、会議後の宿題整理、週次の進捗確認、月次レビュー、提出用サマリ更新といった実務フローに沿って改善を重ね、公開版を継続的に更新していくという。
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