2026年4月30日
大阪電気通信大学、理系科目初「AI講師」を物理学・数学教育に導入
大阪電気通信大学は28日、理系科目としては初となる「AI講師」を物理学および数学の授業に導入したと発表した。
大規模言語モデル「ChatGPT」を活用し、学生一人ひとりの学修履歴や理解度に応じた個別最適化学習を実現する新たな教育モデルを構築する。
取り組みは、DOUの提供するシステムを同学の基礎教育の知見に基づいてカスタマイズしたもので、工学部電気電子工学科1年生の「物理学1・演習」で運用を開始。AI講師は授業冒頭で学生の理解度を分析し、最適な復習問題を提示するほか、筆記答案の画像解析やチャットによる質問対応を通じて、個別フィードバックを行う。学習データは蓄積され、継続的な支援に活用される。
また、教員やティーチングアシスタント(TA)とAIを組み合わせた「人間+AI」のハイブリッド型授業を採用し、学習の正確性と安全性を担保。AIを単なる効率化ツールではなく、思考を深めるパートナーとして位置づけ、学生のAIリテラシー育成も重視する。
学生からは「弱点に応じた問題提示が効果的」といった声が上がり、教員も学習意欲の向上を評価。今後は他科目への展開も検討し、理数系基礎教育の高度化を進めていく方針だ。
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