2026年5月19日
大日本印刷×神戸松蔭大学、IP(知的財産)事業の人材育成で連携協定を締結
大日本印刷(DNP)は15日、神戸松蔭大学とIP(知的財産)事業の人材育成に関する連携協定を締結したと発表した。

マンガやアニメなどのコンテンツ分野で、クリエイティブ創出からビジネス構築までを担う「IPジェネラリスト」の育成を共同で進める。
神戸松蔭大学は4月、ファッション・ハウジングデザイン学科に「IPプロデュースコース」を開講。IP創出からビジネス展開までを一貫して学べる教育を特徴としている。一方、DNPはコンテンツビジネス分野で、IP活用や海外展開、デジタル表現などの知見を蓄積していて、今回の協定では双方の強みを生かした実践的教育を行う。
協定では、教育プログラムの共同開発や講師派遣、ワークショップ実施、学生プロジェクトやインターンシップの創出などに取り組む。出版・映像・展示・デジタルコンテンツを通じたIP発信や、デジタル技術を活用した新たなコンテンツ表現の共同研究も推進する。
具体的には、DNP独自のアニメ制作手法「ライトアニメ」の制作工程を体験するプログラムや、IPを活用した企画展運営を学ぶ講座、メタバースや「みどころキューブ」を用いた新たなコンテンツコミュニケーションを学ぶ機会などを提供する。また、大学独自IP「神戸松蔭タータン」を活用した商品開発やブランド発信にも取り組む。
背景には、日本コンテンツ産業の海外展開拡大がある。経済産業省はアニメやマンガなどの海外売上高を、2023年の5.8兆円から2033年には約20兆円へ拡大する目標を掲げている。一方で、国内コンテンツホルダーの収益最大化や海外展開に対応できる人材不足が課題となっており、今回の産学連携はそうした課題解決も視野に入れる。
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