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2019年5月10日
コドモン、公立保育所向けに無償でICT実証実験用プログラムを提供
コドモンは9日、ICT導入の有用性を検証することを目的に、自治体(公立保育所)に向けて無償の実証実験用プログラムの提供を開始した。
同社の展開する「CoDMON」は、保育園や幼稚園で働く職員と保護者に対して、子どもたちと向き合うゆとりを持ってもらうための各種支援ツールを提供する業務サポートサービス。
施設向けの機能として、一元化された園児情報の上で成長記録や指導案などを記録する機能をはじめ、登降園管理やアプリを使った保護者とのコミュニケーション支援機能などを提供し、職員の業務負担を大幅に効率化・自動化しながら、保育の質を高める環境づくりを支援している。また、AIを使った職員の自動シフト作成機能や、ベビーセンサーなどのIoTデバイスとのAPI連携など、園内のICT・IoT環境を統合管理できるソリューションを提供している。
さらに保護者向けの機能として、専用アプリを通しての施設との連絡機能のほか、子どもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い支援といったサービスも展開している。
今回実施するプログラムは、公立保育所でのICT導入を検討中の自治体が、最大1年間、「CoDMON」の全機能を無料で使用できるもので、試用期間終了後に施設職員および保護者にアンケートを実施してそのデータを公表し、今後のICT導入の是非をはじめ、プロポーザル・入札時の募集要項や必要機能の選定に活用してもらうとしている。
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