- トップ
- 企業・教材・サービス
- ケイエスワイ、「Google Coral Edge TPU USB Accelerator」の販売開始
2019年6月18日
ケイエスワイ、「Google Coral Edge TPU USB Accelerator」の販売開始
ケイエスワイは17日、Google Coralブランド販売店契約を締結し、Google Coral Edge TPU USB Acceleratorの販売を開始した。
Google Coralから、先陣を切って国内発売となるのは、USBタイプのモデル「 Google Coral Edge TPU USB Accelerator」。非力なPCでも高性能なGPUを搭載すれば、3Dゲームがヌルヌル動作ように、たとえRaspberry Piであろうとも、Google Coral Edge TPU USB Acceleratorの力を借りれば、AI演算処理がサクサクと省電力でこなせるようになるという。
Google Coral Edge TPU USB Acceleratorは、ほとんどのLinuxマシーンで、使用することが可能。Googleの公式サポートRaspberry Piモデルは、Pi 3、3B+としているが、ユーザーによりPi Zeroシリーズを含め、全Raspberry Piモデルで動作することが確認されている。
Googleは、誰でも AI を使った開発ができるようにするため、TensorFlowやAutoMLといったツールを開発してきた。さらに、Google Coralでは、TPU(Tensor Processing Unit:AI処理に特化した集積回路)を搭載したインテリジェントな端末を構築するためのプラットフォームを提供する。
最近まで、AIで画像から物体認識などの演算(推論)をするには、Cloud(サーバー)上で学習モデルをデプロイし、演算するのが一般的だった。 端末(エッジ デバイス)で取得した画像や動画データをCloudに転送し、Cloudの強力なハードウェアを使って推論して、その結果をエッジデバイスに返す必要があった。
低消費電力が求められるIoT エッジ デバイスなどの処理能力では、実用的な速度でAI推論ができなかったからだ。しかし、エッジ デバイスでもAI演算処理に特化したTPUを使って演算すれば、実用的なパフォーマンスが得られる。エッジ デバイスでオンデバイスAI推論が可能になると、インターネットへのアクセスが不要になり、インターネットの速度や、そのコストなどの制約から解放される。エッジデバイスが、見たものを理解し、判断した結果だけを送るスマートで、よりフレキシブルなシステムが構築できるという。
販売価格は、Google Coral Edge TPU USB Acceleratorが8750円(税抜、送料込み)、
Google Coral Edge TPU USB Accelerator 開発キットが2万2500円(税抜、送料込み)。
関連URL
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)