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2019年7月29日
DataMeshとMXモバイリング、5G環境で「HoloPortation」実用化の実証試験
DataMeshとMXモバイリングの2社は25日、NTTドコモの「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を通じて、次世代通信規格5Gの検証環境での「HoloPortation」実用化に向けた実証試験を実施したと発表した。
「HoloPortation」は、物理的な距離の制約なく、撮影した物体を現実空間に3Dホログラムとして投影する技術のこと。
実証試験の結果、第4世代型のAzure Kinect DKと次世代通信規格5Gを活用し、HoloPortation伝送に成功した。
Azure Kinect DKは、3次元認識能力があるカメラを有している。5Gネットワークを通して、第4世代型のAzure Kinect DKで撮影した3Dホログラムを現実空間に投影したのは世界初だという。
今回の実証実験の目的はHoloPortationの実用化だが、HoloPortationの実用化を図る上では高い精度で被写体を立体的に捉える技術と高速なネットワーク環境が必要。
従来、遠隔のコミュニケーションでは電話やチャットをスマホやPCで実現しているが、同技術を応用した先には360度全視界がユーザーインターフェースとなるほか、物理的な距離の制約を介さず、遠隔地にいる人があたかも隣にいるような臨場感を味わいながらコミュニケーションできるようになる。
次世代型最新モデルAzure Kinect DKに関する技術研究を行っているDataMeshと、モバイルソリューション開発に強いMXモバイリング、次世代通信規格5Gのネットワーク技術検証環境を提供するドコモは、今回、世界初の取り組みとして第4世代型Azure Kinect DKと次世代通信規格5Gを用いたHoloPortationの実用化に向けた実証試験を実施した。
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