2019年8月23日
52.8%の学生が「内定ブルー」を経験=マイナビ就職モニター調査=
マイナビは22日、2020年卒の学生を対象に実施した「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査7月の活動状況」をまとめ発表した。
それによると、入社予定先を決めた後に「本当にこの会社でいいのか」と不安になったことがある学生の割合は52.8%(前年比1.6pt増)と半数を超えていた。
流行した就活用語に「内定ブルー」をあげる学生もいるなど、その会社できちんと務まるかどうかといった、社会人として働くことに対して不安を感じる学生が多いことが分かる。
また、そのうち、7月末の段階でまだ不安が解消されていない学生が63.1%(前年比1.1pt増)と6割以上存在した。
学生が不安になった理由で最も多いのは「この会社できちんと務まるかどうか」(34.3%)。以下、「悪い評判・口コミで」(19.8%)、「第1志望の業界・企業ではないので」(16.4%)などが続く。
新しい選考方法である「動画エントリーシート」について、提出を求められたことがある学生は41.5%と全体の4割程度。一般的なエントリーシートよりもハードルが高いこともあり、求められて実際に提出したことがある学生は25.6%と5人に3人程度だった。
就職活動に影響したニュースワードの第1位は「働き方改革」(31.8%)、第2位「人工知能・AI」(21.2%)、第3位「IoT」(17.8%)だった。
また、流行した「就活用語」の第1位は「お祈り」、第2位「ガクチカ」、第3位「サイレント」だった。
この調査は、7月25日~31日にかけ、2020年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員にアンケートを配信。有効回答数は1972人(内訳:文系男子353人、理系男子605人、文系女子475人、理系女子539人)。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)