2019年11月14日
TIS×会津大、自律移動ロボットを活用した「搬送業務自動化」の実証実験
TISと会津大学(会津若松市)は共同で、「在庫管理システムと自律移動配送ロボットを連携させた搬送業務の自動化」を目指す実証実験を、会津大のLICTiA(先端ICTラボ)で、26日~28日に実施する。
この実証実験は、TISと会津大が共同研究を進める「自律移動する異機種ロボットに関する要素技術の研究」の研究成果を検証するのが目的。
FIWARE(ファイウェア)を活用し、TISが開発を進めている「ロボット間のデータ連携」などを実現するプラットフォーム「RoboticBase」と、会津大で研究開発している自律移動ロボットを連携することで、搬送業務のラストワンマイルの自動化をユースケースとして実施する。
今回の実証実験を通じて、TISでは、「RoboticBase」と様々な業務システムの容易な連携と、異機種ロボットのインターフェースを共通化することで、簡単な接続が可能になる仕組みの検証を行う。
これにより、将来的には、様々な業務システムとサービスロボットを活用した業務サービスの構築を目指す。
会津大では、クラウドロボティックスの概念による情報システムとロボットとが一体となった新しい技術を確立することで、自律移動ロボットのより柔軟な経路設定など、サービスロボットの実用化への貢献を目指す。
TISと会津大では、今回の実証実験を踏まえて、今後は社会課題解決を目指して福島県会津若松市や南相馬市などのフィールドで社会実装を目指した実証実験を計画している。
実証実験の概要
実施期間:11月26日(火)~29日(金)(29日は予備日)
実施場所:会津大学内LICTiA[福島県会津若松市一箕町大字鶴賀字鶴賀上居合90]
実証実験の目的と検証ポイント:
①「RoboticBase」とERPシステムとの連携の容易性の確認
②自律移動ロボットの新しい経路計画方式の実現性の確認
③「RoboticBase」と自律移動ロボット間のインターフェースにおけるデータモデルの確認
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