2019年11月21日
加賀市など3団体、「テクノロジー学習施設の拡充」にふるさと納税で資金調達
石川県加賀市、みんなのコード、トラストバンクの3者は20日、国内初の子ども向けテクノロジー学習施設「コンピュータクラブハウス加賀」の拡充を目的としたプロジェクトを開始した。
このプロジェクトは、トラストバンクのふるさと納税を活用した、クラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)を活用。
募集期間は11月20日~2020年2月17日で、目標寄附金額は2000万円。返礼品は用意せず、寄附金全額を事業推進に使う。
「コンピュータクラブハウス加賀」は、子どもたちが学校外で「いつでも」「安全に」「テクノロジーに触れられる」国内初のコミュニティ施設。GCFで募った資金で2019年5月に開設し、800人超の子どもたちに利用されてきた。
しかし、施設内にある機材の質と種類が十分でなかったり、地方であるがゆえに身の回りにロールモデルがおらず、「職業」の具体的なイメージが湧かなかったりする課題があった。
そこで、今回のプロジェクトでは、寄附金を使って、高度なプログラミングに対応した高スペックのPCや動画・音楽・3Dモデリング・芸術活動関連機材を充実させる。
さらに、IT企業などで働く社会人を招いた講演会や、グローバルな視点を含むキャリア構築の機会を提供。子どもたちに、テクノロジーを通した自己実現ができる環境を提供する。
なお、加賀市の「コンピュータクラブハウス加賀」のプロジェクトは、30日に開催する国内最大のふるさと納税大賞「ふるさとチョイスアワード2019」の「未来を支える部門」最終候補にノミネートされている。
加賀市GCFプロジェクトの概要
募集額:2000万円
募集期間:20日~2020年2月17日(90日間)
寄附金の使い道:
・「コンピュータクラブハウスネットワーク」としての設備の拡充
・子どもたちにプログラミングやテクノロジーを指導する講師の費用
・クラブハウス本部Teens Summitへの子どもたちの渡航/滞在費
詳細
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)