2020年2月3日
杏林学園、セルフRPA「ipaSロボ」の導入で事務作業360時間分を自動化
デリバリーコンサルティングは、同社のセルフRPA(Robotic Process Automation)ツールの「ipaSロボ」(アイパスロボ)を杏林学園(東京・三鷹市)が導入した、と1月31日に発表した。
1966年設立の杏林学園では、人事課が約3200人もの職員に対する各種人事サービスを行っているが、日常業務の抜本的な生産性の向上を図るためにRPAの活用を推進。数あるRPAツールの中から、今回、同社の「ipaSロボ」を選択した。
杏林学園では手始めに、人事課で65の業務候補の中から6つの業務に絞ってRPAを導入して実証実験を行った。その結果、これまで人が対処していた正味360時間ほどの作業を「ipaSロボ」が代替することに成功。
実務担当者自らが検証~本番稼働まで対処できる「セルフRPA」を導入したことで、何をRPAに任せるべきか、何を人がやるべきなのかの視点で業務をとらえる習慣が付いたという。
「ipaSロボ」は、同社開発の「テスト自動化ツール」を発展させて製品化したもの。非IT系部門に向くデスクトップ型セルフRPAツールで、高度な画像認識技術でPC上のあらゆる操作を自動化。また、PCの基本操作だけでスクリプト開発ができるという。
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